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富士高砂酒造

富士山と醸した日本酒に
こだわりのほうじ茶を加えて

静岡県富士市の希少な一番茶のほうじ茶「凛茶」を使用した、「高砂 ほうじ茶スピリッツ」。ほうじ茶の茎の部分だけを贅沢に使用して、焙煎にもこだわっています。浅く焙じたものと深く焙じたものをブレンドしているため、余計な雑味がなく、それでいてしっかりとコクのある味わい。香り高いのも特徴です。富士市の特産品としてふるさと納税の返礼品にも選ばれています。

「高砂 ほうじ茶スピリッツ」をはじめ、富士高砂酒造の酒造りを支えるものの一つが超軟水の富士山の雪解け水。「高砂 ほうじ茶スピリッツ」はロックでもおいしくいただけますが、温めのお湯割りだと更に香り高くなり、おすすめの飲み方だとか。試作を経て一つ一つ吟味した素材が組み合わさって、感動の味わいが完成。店内の富士山伏流水(仕込み水)は飲むことができます。

2007年から日本酒部門が創設されたインターナショナル・ワイン・チャレンジ(以下IWC)。全国の酒造が狙うIWC「純米酒」の部門で金賞のさらに上、リージョナルトロフィーを獲得したのが「高砂山廃純米辛口」。ほうじ茶スピリッツの原料は、同じ造りで醸している「山廃本醸造」です。ちなみに「山廃本醸造」も2021年のIWC本醸造の部で銀賞を受賞。富士山の恵みと手間のかかる山廃仕込みが評価されました。

富士高砂酒造の酒は非常に飲みやすく、それいて個性的なものが多いと評判です。本社に隣接した小売店には数々の日本酒をはじめ、梅、ヨーグルト、ゆずなどのリキュールやスパークリング酒、季節ごとの限定品など、老若男女を問わず楽しめそうなものが種類豊富に並んでいます。その味わいはこの土地ならでは、他にないもの。富士山をめぐる旅のお土産にもぴったりです。

富士高砂酒造